今年度最後の音読発表会 ~6年生~
今日の全校集会は、今年度の最後となる6年「音読発表会」でした。
6年生が選んだ詩は、まどみちお作 「けむり」と「ねむり」。むりという韻をふむ面白さ、「かるい・おもい」のような対比の軽快さを上手に表現することができました。さすが6年生ですね。
以下に、この詩を紹介します。どうぞ、まどみちおワールドを鑑賞ください。
「けむり」と「ねむり」 まど みちお
- 「けむり」と「ねむり」は たにんのようで みうちのようで
- 「けむり」はかるい 「ねむり」はおもい
- 「けむり」はひげぼうぼう 「ねむり」はずんべらぼう
- 「けむり」は ときたま ゆうびだが
- 「ねむり」は のべつ たわいない
- 「けむり」はかぜにのって そらへとのぼり
- 「ねむり」はゆめにのって ふかみへとおちていく
- そして 「けむり」には 「いま」しかないが
- 「ねむり」には あたらしい 「あした」も
- で「けむり」と「ねむり」をつなぎとめるのは
- まあ「むり」か